今回はデュビアの幼虫のオスメスの判別方法について説明していきます!

こんにちは筆者の山田ドシーです!X(@doshi_dubia)もやってます!
成虫のデュビアであれば翅(はね)の有無で一瞬でオスメスの判別ができると思いますが、実は成虫になる前の幼虫の時点でもオスメスの判別が可能なんですね。

デュビアの繁殖などではオスメス比を意識して飼育したいという方もいると思いますので、もし成虫になる前に性別を把握したい場合は、これから説明する方法でチェックしてしてみるといいかと思います!
わかりやすい幼虫の性別判別方法は以下の2つ!
- 腹節の数(ライン)で判別
- 翅の大きさで判別
それぞれの方法について、画像付きで具体的に説明していきます!
腹節で判別
デュビアの幼虫の性別判別方法の一つ目は、腹部の節の違いで見分ける方法。
昆虫は体の構造が基本的に頭部・胸部・腹部の3つに分かれているのですが、このうちの腹部に注目します。
デュビアを裏から見ると、お腹に横線が何本か入っているのがわかると思いますが、この線で区切られた一つ一つを腹節といいます。
ゴキブリは基本的に腹節が10節あるらしいのですが、生殖器との兼ね合いで、見かけ上の節がオスで9節、メスで7節となっているらしいです。
つまりオスの方がこの節の数が外見上多いので、それを基準に性別を判別する方法です。
具体的には下の画像の様に、一番お尻側を見て、お尻の近くに線があるのがオス、無いのがメスとなる。

デュビアをひっくり返して観察する必要があるが、オスとメスを見比べると違いがわかりやすいです。
翅の大きさで判別
二つ目の判別方法は、翅の大きさや形で判別する方法。
ご存知の通りオスは成虫になると立派な翅が生えるのですが、その予兆なのか、オスは幼虫の時点で成長するにつれて翅がメスに比べて大きくなってきます。
下の画像を参考にして欲しいのですが、オスは体より翅が少し飛び出しており、メスは飛び出していません。

この方法は一つ目の腹節のを見るときの様にひっくり返す必要はありませんが、幼虫の中でもそれなり成長していないとわかりにくいです。
まとめ
デュビアの幼虫の性別判別方法について解説させていただきましたが、参考になりましたでしょうか!
まとめると…
- デュビアは幼虫時点でもオスメス判別可能!
- 判別法①…腹節の外見上の数で判別
- 判別法②…翅の大きさ・形で判別