デュビアの餌として定番中の定番であるラビットフード。
しかしラビットフードと一言で言っても、かなりの種類がありますよね。

こんにちは筆者の山田ドシーです!X(@doshi_dubia)もやってます!
そこで今回は数あるラビットフードの中から、私の身近に売っているものや、デュビアにおすすめとして紹介されていたのを見たことがある4種類のラビットフードをピックアップ!
その4種類の中で、私基準でデュビアの餌としておすすめのラビットフードランキング作ってみましたので、紹介したいと思います!
※昆虫ゼリーのおすすめは↓こちらで紹介しています!
ランキングを作成するラビットフードは以下の4種類!
- ウサギ(スマック)
- 彩食健美 7種ブレンド(GEX)
- コーナンオリジナル ラビットフード(コーナン)
- 動物村ラビットフード ソフト(イースター)

どれもラビットフードの中では有名だと思うので、デュビア用の餌として利用している方も多いのではないでしょうか。
では早速結論なのですが、今回の私基準でのランキングにてデュビアの餌としておすすめのラビットフード1位に見事選ばれたのはスマックの【ウサギ】です!!

それではなぜ【ウサギ】が1位なのか、また2位以下の順位はどうなっているのかなど気になる方は、是非このまま最後まで読んでいって下さい!
※あくまで私個人の評価基準で考えたランキングで、食いつきの評価などは私の経験則での評価ですので、その点をご了承の上読んでいただけると幸いです。
デュビア用ラビットフードの選び方
デュビアの餌としておすすめのラビットフードランキングを作るにあたり、評価ポイントとして以下3点をメインにしてみました!
- コスパ
- 食いつき
- 栄養
これらのポイントを選んだ理由や評価基準を解説していきます。
コスパ
餌として利用するということは、当然ランニングコストがかかるのでコスパの良いラビットフードの方が良いですよね。
爬虫類の餌代を浮かすためにデュビアの繁殖をしている人もいるかと思いますが、そういう目的でデュビアを飼育している方にとっては、デュビアの餌代が高かったら全然意味ないですもんね(笑)
単純に値段だけで考えるとラビットフードも本当にピンキリで、私がパッと調べた限りでも1kg当たり250円ぐらいのものから3,000円近いものまで売っています。
もちろん値段が高いものと安いものでは何かしら値段以外の違いがあるんでしょうけれど、個人的にはデュビアがちゃんと食べてくれて、外見上問題なく成長も繁殖できているものであれば餌として問題ないかなと思っています。
仮にめちゃくちゃ安くても、ちゃんとしたメーカーが生き物の餌用として販売しているものであれば、あれこれ心配しなくても良いのかなと思っています。
食いつき
食いつきはやはり重要なポイント。
せっかくあげても全然食べてくれなかったら意味ないですもんね。
今回のランキングを作る際の評価基準としては、ケースに入れてからのデュビアたちが集まってくる様子や、ある量を食べ切るまでの時間を私の経験則で評価しています。
食いつきに関しては匂いが重要な要素だと思っていて、ゴキブリが餌を見つけるときはまず匂いで餌の存在を感知して、その後実際に食べてみて餌かどうかを判断するらしいです。
例えば砂糖なんかは甘いのでゴキブリも好きそうですが、砂糖自体はほぼ無臭なのでゴキブリ自ら餌だと思って近寄ることはないらしいです。
ラビットフードを水でふやかすと食いつきが良くなるという話を聞いたことがあるかと思いますが、私の経験的にも確かに食いつきが良くなるのですが、これはおそらく水でふやかすことでラビットフードの匂いが強くなることが関係しているんだと思います。
ゴキブリの好みの匂いのものが最初の食いつきは良く、その後も食べ続ける勢いは味によるのではないかと勝手に想像しています。
栄養
栄養面はなかなか良い悪いを評価するのが難しいポイントではあります。
実際売られているラビットフードの栄養表示を見ると、タンパク質がどのくらいで食物繊維がどのくらいでみたいなことは確認できますが、はたしてデュビアの餌として向いている栄養バランスはなんなのかと言われても、昆虫の科学的な専門家ではない私には厳密にはわかりません(笑)
そもそもラビットフードは昆虫のために作られているものではないので、あまり栄養バランスとか考えてもデュビアの餌としての最適解が見つかるかどうかもわからないので、あまり細かい点まで気にしなくて良いかと個人的には思っています。
気にしなくて良いとか言ってますが、実は私の中で栄養に関わる点で拘っていることが一つあって、それが今回の評価基準であるラビットフードの主原料。
ラビットフードの主原料には主にアルファルファとチモシーが用いられていて、どちらか片方、もしくは両方が用いられているものが多いです。
この二つを比べると、アルファルファは高タンパク・高カルシウム・高カロリーで、チモシーは低タンパク・低カルシウム・低カロリーらしいです。
本来の用途であるうさぎに与える場合も、若い成長期のうさぎにはアルファルファメイン、成長が落ち着いてから老体までのうさぎにはチモシーメインのラビットフードを与えると良いらしいです。
そこで私としてはデュビアたちにはガンガン成長して欲しいので、アルファルファメインもしくは両方使用しているものを選ぶようにしています。
正直これがどの程度影響があるかはさっぱりわりかりません!気持ち的な問題です!(笑)
ラビットフードおすすめランキング
それでは上記の評価基準をもとに、4種類のラビットフードのおすすめランキングを発表していきます!
結果はこちら!
1位 ウサギ
2位 動物村ラビットフード ソフト
3位(同率) 彩食健美 7種ブレンド
3位(同率) コーナンオリジナル ラビットフード
詳しい順位は以下の表のようになりました。
ウサギ | 動物村ラビットフード ソフト | 彩食健美 7種ブレンド | コーナンオリジナル ラビットフード | |
コスパ | 3位 | 2位 | 4位 | 1位 |
食いつき | 1位(同率) | 3位 | 1位(同率) | 4位 |
主原料 | アルファルファ | アルファルファ | アルファルファ・チモシー | アルファルファ |
総合順位 | 1位 | 2位 | 3位(同率) | 3位(同率) |
それでは、それぞれの詳しい評価を解説していきます!
1位 ウサギ
デュビアの餌としておすすめのラビットフード第1位は、スマックというメーカーから出ているの、その名も【ウサギ】!

とにかく食いつきが抜群で、特に水でふやかしてケース内に入れるとすぐにワラワラとデュビアたちが集まってきますし、食べる勢いもすごく、他の3種類の中では一番なくなるのが早い印象です!
この食いつきの良さは香りの強さが関係していると思っていて、けっこう匂いが強いです。
コスパ面も申し分なくて、今現在(2024年6月)でAmazonや楽天でだいたい1Kg当たり350〜400円ぐらいと、かなり安価で売られています。
原料にはアルファルファミールとチモシーミールを使用していますが、公式の商品紹介を見る感じだと、アルファルファがメインのように感じます。
アルファルファ牧草をたっぷり使用。アメリカNRC飼養基準に基づき、ウサギの健康維持に必要な各種栄養成分をバランスよく配合しています。ウサギの大好きなりんごの繊維(アップルファイバー)を配合しているので、嗜好性も抜群です。ウサギのお腹の健康維持に配慮して、乳酸菌を配合しました。ソフトタイプなので、消化が良くお腹の健康にもやさしいフードです。また、植物発酵抽出エキスが腸内の善玉菌を増やし、腸内容物を分解することで便臭を抑えます。
公式HPより引用
食いつき抜群、コスパ良し、アルファルファ使用で栄養価も個人的な基準としてはグッドということで、この商品を第1位に選びました!
【ウサギ】の栄養価の参考として、成分表と原材料を以下に載せます。
たんぱく質 | 15%以上 | 灰分 | 10%以下 |
脂質 | 2%以上 | 水分 | 10%以下 |
粗繊維 | 18%以下 |
↓原材料
牧草類(アルファルファミール、チモシーミール)、穀類(とうもろこし、米糠、小麦ふすま、コーングルテンフィード等)、豆類(大豆皮、きなこ、乾燥おから)、アップルファイバー、ビール酵母、酵母細胞壁、殺菌乳酸菌、植物発酵抽出エキス、ミネラル類(塩化ナトリウム、ヨウ素)、ビタミン類(A、E、B3、B6、コリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)
2位 動物村ラビットフード ソフト
おすすめのラビットフード第2位は【動物村ラビットフード ソフト】!

このラビットフードは本当にどこでも売っているイメージなので、ラビットフードの中では定番商品なのかもしれません。
コスパが良くて、この記事を書いている時点では、安いところでは1kgあたり300円を切る値段で買えます。
今回は「ソフト」タイプを紹介していますが、同シリーズには他にもニンジンとアルファルファがメインの「ミックス」や4種類の牧草をミックスした「牧草ミックス」などあります。
1位の【ウサギ】との比較では、コスパ面では若干こちらの【動物村ラビットフード ソフト】の方が良いですが、食いつきが悪いわけではないですが、【ウサギ】には若干劣る印象なので2位という評価にしました。
主原料は、このソフトタイプについてはアルファルファがメインとなっています。
【動物村ラビットフード ソフト】の栄養価の参考として、成分表と原材料を以下に載せます。
たんぱく質 | 18%以上 | 水分 | 10%以下 |
脂質 | 2%以上 | カルシウム | 0.6%以下 |
粗繊維 | 16%以下 | リン | 0.5%以上 |
灰分 | 10%以下 | 代謝エネルギー | 290kcal以上/100g |
↓原材料
牧草(アルファルファミール、スーダングラス、クレイングラス、バミューダグラス)、とうもろこし、コーングルテンフィード、小麦ふすま、脱脂大豆、小麦粉、乾燥おから、ゼオライト、ブドウ糖、殺菌処理乳酸菌、乾燥ローズマリー、ミネラル類(食塩、炭酸カルシウム、硫酸亜鉛、硫酸銅、硫酸コバルト、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(DL-メチオニン)、ビタミン類(ナイアシン、コリン、B6、E、パントテン酸、A、B2、葉酸、ビオチン、D3)
3位(同率) 彩食健美 7種ブレンド
おすすめのラビットフード第3位は【彩食健美 7種ブレンド】!

爬虫類の飼育用品でもお馴染みのメーカーであるGEXから出ている商品です。
和漢植物を7種類ブレンドしているということで、何か健康に良さそうな感じがしますね(笑)
食いつきは抜群で、1位として紹介した【ウサギ】と並ぶぐらいガツガツ食べてくれます(笑)
匂いも【ウサギ】と似ている感じがするので、もしかしたらこの香りがデュビアたちに人気なのかもしれません。
しかし総合順位として3位になってしまった理由は、コスパ面。
だいたい1kg当たり900〜1,000円と上位2つの3倍近くの値段になっています。
【彩食健美 7種ブレンド】の栄養価の参考として、成分表と原材料を以下に載せます。
たんぱく質 | 16%以上 | 水分 | 10%以下 |
脂質 | 2.5%以上 | カルシウム | 0.5%以上 |
粗繊維 | 15%以下 | リン | 0.5%以上 |
灰分 | 10%以下 | エネルギー | 275kcal/100g |
↓原材料
アルファルファミール、脱脂糖、チモシーミール、ふすま、小麦粉、とうもろこし、ソイプロテイン、ビール酵母、フラクトオリゴ糖、たんぽぽ、ナツメ、クコの葉、やまいも、びわの葉、オタネニンジン、ハコベ、並塩、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸
3位(同率) コーナンオリジナル ラビットフード
おすすめラビットフード同率での第3位は【コーナンオリジナル ラビットフード】!

あのお馴染みのホームセンターのコーナンのオリジナル商品です!
コスパは4つの中でトップの1kg当たり約200円という激安ラビットフード!(2024年6月現在の値段です)
この安さはめちゃくちゃ魅力的なのですが、それでも同率3位となってしまった理由は食いつきの面。
食べてくれはするので、決してめちゃくちゃ悪いというわけではないのですが、上位3つと比べるとケースに入れてからのデュビアたちが集まる具合や、同じぐらいの量を食べ切るまでに掛かる時間が圧倒的に長かったので、他の3つよりはデュビアたちの好みの匂いや味ではないのかもしれません。
とにかく安さを第一優先で考える方には間違いなく一番おすすめのラビットフードですが、今回の4種の中で総合評価で考えるとこの順位となってしまいました。
【コーナンオリジナル ラビットフード】の栄養価の参考として、成分表と原材料を以下に載せます。
粗たんぱく質 | 18%以上 | 粗灰分 | 10%以下 |
粗脂質 | 2.5%以上 | 水分 | 10%以下 |
粗繊維 | 16%以下 | リン | 0.7%以上 |
カルシウム | 0.9%以上 | 代謝エネルギー | 約250kcal/100g |
↓原材料
穀類、槽糠類、豆類、アルファルファ、アルファルミール、ユッカ抽出エキス、ミネラル類、ビタミン類、酸化防止剤、着色料
まとめ
今回はウサギ、物村ラビットフード ソフト、彩食健美 7種ブレンド、コーナンオリジナル ラビットフードという4種類のラビットフードを、デュビアの餌としておすすめランキングと題して個人的な評価基準で順位付けしてみました!
結果を再度まとめると、以下の通りとなりました!
ウサギ | 動物村ラビットフード ソフト | 彩食健美 7種ブレンド | コーナンオリジナル ラビットフード | |
コスパ | 3位 | 2位 | 4位 | 1位 |
食いつき | 1位(同率) | 3位 | 1位(同率) | 4位 |
主原料 | アルファルファ | アルファルファ | アルファルファ・チモシー | アルファルファ |
総合順位 | 1位 | 2位 | 3位(同率) | 3位(同率) |
デュビアの餌用のラビットフードを何にしようか迷っている方は参考にしてもらえると嬉しいです!